2023
08.27
葬式 赤ちゃん 服装

赤ちゃんをお葬式に連れて行くときの服装は?注意点やマナーについても解説

最終更新日 : 2024年7月22日

ブラックフォーマル

お葬式に参列することが決まったお父さん・お母さんにとって気がかりなのは、お葬式に赤ちゃんを連れて行く際の服装でしょう。赤ちゃんの服装は、黒・濃紺・モノトーンの服装が望ましく、派手にならないように気を付けることが大切です。また、授乳期の赤ちゃんがいる場合、赤ちゃんのみならず、ご自身の服装にも注意が必要です。

この記事では、赤ちゃんをお葬式に連れて行く際の服装をはじめとする基本的なマナーについて解説します。

この記事は、aniva・organic編集部が書いています。
フォーマルスペシャリスト資格保有。メンズ・レディース問わず、喪服を年間2,000着以上の販売実績あり。パールネックレス・フォーマルバッグも年間2,000点以上販売。冠婚葬祭のマナーに準じた礼装を、シーンに合わせてご提案いたします。

aniva・organic編集部

目次

そもそも赤ちゃんをお葬式に連れて行って大丈夫?

赤ちゃんの服装を選ぶ際に、押さえておきたいポイント

赤ちゃんをお葬式に連れて行くときのマナー

赤ちゃんをお葬式に連れて行くときに役立つ持ち物リスト

まとめ:赤ちゃんの服装は、黒・濃紺・モノトーンの派手でない服が良い

授乳中のママにおすすめ 前開きの喪服はこちら


そもそも赤ちゃんをお葬式に連れて行って大丈夫?

葬儀に赤ちゃんを連れて行ってもよいのでしょうか?

故人の親族であれば、赤ちゃんも連れて行っても大丈夫ですよ。

でも、なにを着せればよいのでしょうか?赤ちゃんの喪服って、あまり聞きませんし、あったとしてもすぐにサイズが着れなくなるんじゃないでしょうか?

赤ちゃんの服装は、黒・濃紺・モノトーンの服装で、派手でなければなんら問題ありません。赤ちゃん専用に喪服を用意しなくても大丈夫です。ご安心ください。

故人の親族であれば、赤ちゃんをお葬式に連れて行っても問題ないとされていますが、これにはいくつかの条件・マナーがあります。いったいどんなケースならOKなのか、次項で詳しく解説していきます。

故人の親族であれば、連れて行ってもOK

お父さん、あるいは、お母さんが亡くなった方の親族にあたる場合は、赤ちゃんをお葬式に連れて行ってOKです。故人との最後に過ごす時間になりますので、思い残すことがないように過ごしましょう。

参列者は、極力連れて行くのを控える

亡くなった方と親族ではなく、一般の参列者としてお葬式に向かう場合、極力赤ちゃんを連れて行くことは控えましょう。赤ちゃんは突然泣き出すことも多く、お葬式の進行を妨げる可能性があるためです。生前に特に可愛がってもらった等、どうしても連れて行きたい場合は、事前に喪主や関係者の方に、相談して許可を得ましょう。

火葬場に連れて行くのは控える

火葬場に赤ちゃんを連れて行くのも控えた方が良いでしょう。火葬にかかる時間は、骨上げも含めると2時間以上となり、その間は赤ちゃんにとって初対面の方と過ごさなければなりません。そのため、赤ちゃんにとっては大きな負担となり、場合によっては泣き出してしまう可能性があります。

赤ちゃんの服装を選ぶ際に、押さえておきたいポイント

続いて、赤ちゃんをお葬式に連れて行くときのポイントを5つの項目に分けて解説します。

[赤ちゃんをお葬式に連れて行くときの服装を選ぶ際に押さえておきたいポイント]
・黒または濃紺、もしくは、モノトーンの派手でない服を着せる
・赤ちゃんの服が汚れた場合の着替えを用意する
・ベビーカーや抱っこひもは、持参してOK
・大きめの授乳ケープを活用するのもおすすめ
・赤ちゃんのママが参列する場合は、授乳しやすい前開きの準喪服がおすすめ

黒または濃紺、もしくは、モノトーンの派手でない服を着せる

赤ちゃんの服装については、大人と同じような厳しいマナーやルールはありません。ただし、いくら赤ちゃんとはいえ、お葬式という場にふさわしい服装は必要になるため、目立たない色の服装を選び、そしてシンプルな靴下を履かせましょう。黒や濃紺を基調としたシンプルな服を着せることがポイントです。そのような服をお持ちでない場合は、モノトーンの派手でない服を着せましょう。

赤ちゃんの服が汚れた場合の着替えを用意する

食事や授乳中、おむつ替えの際に服を汚してしまったときに備えて着替えを用意しておきましょう。洋服だけでなく、肌着やスタイの替えも必要です。また、夏場の場合は大量の汗をかく可能性があるため、2~3着の着替えを用意しておくことをおすすめします。

ベビーカーや抱っこひもは、持参してOK

ベビーカーは持参してOKですが、周りにいる方の邪魔にならないよう、十分に配慮しましょう。ベビーカー置き場を用意している葬儀場もあるため、スタッフへの確認をおすすめします。また、抱っこひもも基本的に持参して構いませんが、極端に派手な色合いの場合は使わない方が無難です。

大きめの授乳ケープを活用するのもおすすめ

大きめの授乳ケープを活用することにより、一般的なワンピースでも胸をはだけやすくなり、比較的簡単に授乳できます。またタオルを持参して併用すれば、授乳中の汚れも避けやすくなるでしょう。

赤ちゃんのママが参列する場合は、授乳しやすい前開きの準喪服がおすすめ

後ろにファスナーがある場合、授乳しにくいため少しでも脱着がしやすい前ファスナーの前開き喪服を選びましょう。ゆったりとしたワンピースやアンサンブルがおすすめです。格式は準喪服でも問題ありません。亡くなった方との関係性や儀式の内容により、本来着用すべき喪服の格式が決まりますが、子育て中の場合は、正式なマナーから外れても大目に見てもらえます。

赤ちゃんをお葬式に連れて行くときのマナー

赤ちゃんをお葬式に連れて行くときのマナーとして、以下の2点を覚えておきましょう。

[赤ちゃんをお葬式に連れて行くときのマナー]
・泣き出したら一時的に離席する
・焼香の際は他の人に預かってもらう

どちらも大事なマナーなので、きちんと頭に入れておくようにしましょう。

泣き出したら一時的に離席する

お葬式の最中に赤ちゃんが泣き出してしまうとお葬式の雰囲気が壊れ、スムーズな進行を妨げてしまうおそれがあります。赤ちゃんが泣くのは仕方がないことであり、多くの人も理解してくれるはずですが、赤ちゃんが泣き出したら速やかに離席しましょう。

お葬式を途中退席すること自体は失礼にあたりません。そのため、赤ちゃんが泣いていなくても、必要に応じておむつ替えや授乳のために離席するのもOKです。泣き出した際、すぐに会場の外に出られるよう、出口から近い席に座ることをおすすめします。

焼香の際は他の人に預かってもらう

焼香の際は、赤ちゃんを他の人に預かってもらいましょう。焼香ではお香を焚いて合掌するという一連の動作が必要になるため、赤ちゃんから手を離さざるを得ません。また、焼香の煙が赤ちゃんにかかるのも避けたいので、信頼できる第三者に赤ちゃんを預けることをおすすめします。

赤ちゃんをお葬式に連れて行くときに役立つ持ち物リスト

赤ちゃんをお葬式に連れて行く際の主な持ち物をリストアップしました。もし忘れてしまうとさまざまなトラブルが起こってしまうため、スマホのメモ帳などに残しておきましょう。

[持ち物リストの主な内容]
・おむつ類
・ミルク
・ベビーフード
・タオル類
・着替え
・おもちゃ

紙おむつやお尻拭きなどのアイテムは、数に余裕を持って持参しましょう。また、途中で機嫌が悪くならないようにミルクやベビーフードも必要です。

タオルは汗を拭いたり、汚れを拭ったりする際だけでなく、おくるみとしても使えます。特に夏場は冷房が強めに効いている葬儀場も多いため、ブランケットとしても使える大きめのタオルも持参すると良いでしょう。

着替えに関しては先述しましたが、季節に応じて2~3着持参することをおすすめします。またお葬式は長時間におよぶため、お気に入りのおもちゃも必須です。大きな音の出るおもちゃの使用はNGですが、おもちゃの他にぬいぐるみや絵本などを持参し、お葬式の最中に起こりがちな「ぐずり泣き」を防ぎましょう。


まとめ:赤ちゃんの服装は、黒・濃紺・モノトーンの派手でない服が良い

いかがでしたでしょうか?

亡くなった方の親族の場合、赤ちゃんをお葬式に連れて行っても構いませんが、参列者の立場ならお葬式・火葬場に連れて行くのは極力控えた方が良いでしょう。
また、赤ちゃんの服装は、黒・濃紺・モノトーンの服装が望ましいでしょう。派手にならないように気を付けることが大切です。赤ちゃんと一緒にお葬式へ行く際は、今回ご紹介したリストをチェックして、参列後に会場で困らないように準備を整えましょう。

赤ちゃんの服装は、黒・濃紺・モノトーンの派手でない服装

参列者の立場なら、連れて行くのは控える

もし連れていく場合は、赤ちゃんの持ち物リストも確認する

なるほど、赤ちゃんは、もし連れて行くのであれば、派手な服装にならにように気を付ければよいのですね。

はい、そうです。赤ちゃんを連れていく場合は、周りの迷惑にならにように、赤ちゃんをあやすおもちゃも忘れずに持っていきたいですね。

赤ちゃんが寝てくれているといいですけどね。

はい、式のどこかで泣いてしまったり、大きな声をだしてしまったり、いろいろとありますので、あまり無理をされずに対応していただければ良いかと思いますね。

赤ちゃんのママが参列する場合は、授乳しやすい前開きの準喪服がおすすめです。後ろにファスナーがある場合は授乳しにくいため、少しでも脱着がしやすい前ファスナーの前開き喪服を選ぶと良いでしょう。ゆったりとしたワンピースやアンサンブルが良いですね。

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