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【2025年】センスのいい喪服の選び方 [20代][30代][40代][50代][60代]

最終更新日 : 2025年1月17日

ブラックフォーマル

「喪服を持っているけれど、10年以上前に購入したものしかない」「今の自分に合っているデザインの喪服を購入したいけれど選び方がわからない……」と感じている方もいるでしょう。
喪服には、年代別に選び方のポイントがあります。自分自身に合ったセンスのよい喪服を選ぶためにも、まずは喪服に関する基礎知識を身につけておくことが大切です。

この記事では、年代別の「センスのいい」レディース喪服の選び方を解説します。喪服の種類についても解説していきますので、「服装のマナーを知りたい」という方もぜひ参考になさってください。

この記事は、aniva・organic編集部が書いています。
フォーマルスペシャリスト資格保有。メンズ・レディース問わず、喪服を年間2,000着以上の販売実績あり。パールネックレス・フォーマルバッグも年間2,000点以上販売。冠婚葬祭のマナーに準じた礼装を、シーンに合わせてご提案いたします。

aniva・organic編集部

目次


センスのいい喪服とは?

「センスがいい」と思われる喪服って、どんな喪服なのでしょうか?

喪服にセンスとかオシャレとか求めても・・・と、思うのですが・・・

そうですね、喪服は本来センスを求めるものではないと思いますが、ご自身に合った喪服だとか、年齢に合った着こなしをする、ということを目的にするのであれば、良いのではないか、と思いますね。その場合、喪服に関するマナーを守ることが第一条件です。

マナーを守ったうえで、ご自身の気に入ったデザインの喪服を選ぶと、周りからみても「この着こなしはセンスがいいわね」と、自然と思ってもらえるでしょう。

なるほど、マナーを守ったうえで、自分の気に入ったデザインを選んだら、センスのいい喪服になるのですね。

喪服の種類とは?

喪服には、「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3種類があることをご存じでしょうか?
それぞれ立場や儀式によって、ふさわしい服装は異なります。

まずは、喪服に関する知識を深め、服装のマナーを守ったうえで、ご自身に合ったセンスのいい喪服を着ましょう。

[正喪服][喪主][洋装][葬儀] ブラックフォーマルドレス

正喪服は、最も格式が高く、葬儀の場で喪主が着用する喪服です。
女性の正喪服は、洋装であれば「ブラックフォーマルドレス」。男性の正喪服は、洋装であれば「モーニングコート」が該当し、ビジネス用の黒よりも濃い黒が基本です。

ブラックフォーマルドレスの特徴は、詰まった襟元と長い袖です。夏でも膝が隠れる丈が望ましいでしょう。トーク帽と呼ばれるツバのない小さな帽子を被る際には、かならず手袋も準備してください。ストッキングの色は黒を、バッグは布製で光沢のない黒が望ましいでしょう。

[準喪服][喪主][参列者][洋装][通夜][葬儀] ブラックフォーマルスーツ

準喪服は、喪主や参列者がお通夜やご葬儀、法要(三回忌法要まで)で着用します。

女性の準喪服は「ブラックフォーマルスーツ」、男性の準喪服は「ブラックスーツ」が該当し、正喪服と同じく、生地の色はビジネス用の黒よりも濃い黒です。「準」とついていますが、喪服メーカーが「喪服」として販売している喪服の多くは、準喪服に該当します。

[略喪服][参列者][洋装][通夜] ダークスーツ

略喪服は、法要(七回忌以降)、故人を偲ぶ会や通夜で参列者が着用します。参列者は、お通夜は準喪服でもOKです。

また、七回忌以降では、喪主も略喪服を着用する場合があります。施主がダークスーツにする場合は、喪服が格上にならないよう、参列者もかならずダークスーツにする必要があることを知っておいてください。
略喪服では、ビジネス用の黒よりも濃い黒である必要はなく、濃紺やダークグレーのワンピースやツーピース、アンサンブル、パンツスーツなどが一般的です。
男性もダークグレーと黒ネクタイの組み合わせなど、地味な色合いになるよう心がけてください。

「センスがいい」と思われる喪服の選び方

喪服にはさまざまなデザインがあり、年齢に適した着こなし方や注意点があります。学生の場合なら制服や白シャツとスカートの組み合わせでも問題ありませんが、大人の女性になると、そうはいきません。

喪服を購入予定の方は「センスがいい」と思われる喪服の選び方について知りましょう。

[1] 喪服の知識を学び、マナーを守る

センスがいい着こなしをするためには、喪服の服装に関するマナーを守ることが第一条件です。

[注意すべきポイント]
・参列者は、喪主やご遺族より格式高い服装は着ない
・平服指定があった場合には、略喪服を着用する
・正喪服や準喪服として使えるのは濃く黒い色のみ
・喪主は、通夜なら準喪服、葬儀は正喪服を着用する
・参列者は、通夜なら準喪服(もしくは略喪服)、葬儀は準喪服を着用する

喪服には3種類あり、それぞれ立場や状況によって、適切な服装が異なります。色選びも重要で、たとえば同じブラックといっても、周りが濃い黒の準喪服・正喪服のなかでは、ビジネス用のスーツだとグレーに見えてしまい、葬儀の場で一人だけ浮いてしまう可能性があります。

[2] ご自身の年齢や体型にあった着こなしをする

「10年以上前に購入した喪服なら持っている」という方もいるかもしれませんが、ご自身の年齢や体型、流行のデザインには、変化があるものです。世代別で選ぶポイントを知り、ご自身の年齢にあった着こなしをしましょう。

10-20代の喪服の着こなし

高校を卒業した18歳、もしくは、20代の方だと「はじめて喪服を購入する」という方も多いでしょう。どの喪服を購入しようか迷ったら、フレアスカートとノーカラージャケットの組み合わせがオススメです。 フレアスカートならタイトスカートよりも動きやすく、さっと羽織れるノーカラージャケットはとても重宝します。

また、丈の長さを気にしなくてもよいパンツスーツも良いでしょう。靴は黒のパンプスが基本です。ストッキングも黒が良いでしょう。

アクセサリーは、ホワイトのパールネックレスを合わせます。

30代の喪服の着こなし

30代の方だと、結婚や妊娠・出産など、社会的な立場や体型の変化が生じる方も多いでしょう。20代の頃に購入した1着目の喪服とは別のアンサンブルやワンピースの喪服も1着あると便利です。30代になると会社や結婚などで交友関係が広がり、葬儀や法要に参列する機会が増えてきます。同じ喪服を着まわすよりも2着目の喪服があると重宝します。

また、妊娠・出産などで体型の変化もおきますので、お腹周りを締め付けないアンサンブルやワンピースの喪服、かつ、ファスナーが前にある前開きの喪服であれば、出産後の授乳期の赤ちゃんがいるタイミングでも便利です。

40代の喪服の着こなし

40代は体型に変化が現れ、かつ、ご自身の親世代も60-70代になる頃であり、参列者ではなく喪主としても喪服を着る機会がでてくる世代です。
そこで、より上質な喪服として、レース使いのアンサンブルやパンツスーツをお勧めします。

レース使いの喪服であれば、20-30代の頃よりも、より上質な印象を与えられます。 素材やデザインにこだわり、長く着用できるデザインを選ぶと、定期的に喪服を買い替えずに済みますし、インターネット通販であれば、上質な喪服を20,000円前後で購入も可能ですので、お財布にもやさしく済みます。

50代の喪服の着こなし

ミセス層の50代になると、ご両親や高齢のご親族を見送る機会が増えてきます。喪主としての着用を考えた際に、準喪服以外にも正喪服を1着用意しましょう。正喪服としてのデザインは、衿元は詰まっていて、袖は長い袖、着丈は膝が隠れるひざ丈から、くるぶし丈のものにします。

60-70代の喪服の着こなし

60代では、幅広い年代で着用しやすいワンピースやジャケットとパンツがセットになったパンツスーツをお勧めします。パンツスタイルは、その動きやすさから幅広い年齢層の人気が高まっています。

また、ワンピースを選ぶ際には、前開きデザインなら着脱の際に負担になりません。膝下の長さのスカートを選び、ぴったりとしたサイズではなく、動きやすく余裕のあるゆったりとした喪服を選ぶとよいでしょう。

[3] 肌の露出やボディラインに注意

冬の時期はジャケットを羽織るのが定番ですが、夏の時期にはワンピースのみで法事などに参列する方もいるかもしれません。ワンピースのみでの参列はマナー違反にはなりませんが、肌の露出は極力抑えることが原則のため、肌の露出やボディラインには注意してください。

ジャケットを羽織らない場合には五分袖くらいまであるワンピースを選び、体のラインがわかるようなデザインの喪服は避けましょう。

[4] 喪主・ご遺族なら和装も選択肢の一つ

喪主・ご遺族の場合、和装を選んではいかがでしょうか。和装を持っていないという方は、葬儀場経由でのレンタルも可能です。
着物の喪服は、もっとも格式が高い服装ですが、誰でも着用できるわけではなく、喪主やその親族のみに許されています。正式な喪服は、黒無地の染め抜き日向五つ紋付きで、黒喪帯を合わせた正喪服を着用します。
和装を選ぶ際にも肌の露出を極力控え、「慎ましやかであるか」を意識してください。

[5] 地域や宗派ごとの風習の違いを確認する

地域や宗派によって、喪服に関する考え方には違いがあります。たとえば、かつては白装束が喪服という時代もありましたが、今でもその名残を受け継いでいる土地があるかもしれません。風習について気になることがあれば、ご親族や近しい方に相談をしてから、喪服を選ぶと失敗がないでしょう。


まとめ:喪服に関する基礎知識を学んだうえで、ご自身の体型や年齢に合わせた喪服を選ぶことが「センスがいい喪服」です

いかがでしたでしょうか?

センスのよい喪服選びについて、世代別に解説しました。
喪服の種類や注意点についてもお伝えしていますので、ぜひ参考にしてください。

喪服の知識を学び、マナーを守る

ご自身の年齢や体型にあった着こなしをする

マナーを守ったうえで、ご自身の気に入ったデザインの喪服を選ぶと良い

なるほど、肌の露出が少ないデザインを選んだり、地域・宗派ごとの風習も確認しておくと良いですね。

そうですね、基本のマナーを守ったうえで、ご自身の気に入るデザインを選んでいただけたら、喪服を提案する側としても嬉しいですね。

喪服には3種類ありますが、どれを着用してもよいわけではありません。センスのよい着こなしをするためにも、まずは喪服に関する基礎知識からおさらいしていきましょう。基礎知識を学んだうえで、ご自身の体型や年齢に合わせた喪服を選ぶことが、「センスがいい喪服」と言えます。

インターネット通販であれば、外出もせずに手軽にご自身に合ったデザインの喪服を調べることが可能です。既に喪服を持っている場合でも、着用する機会が増えてくる前に一度調べておくと良いでしょう。

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